【配偶者ビザの3つのポイントについて】

配偶者ビザの3つのポイントについて解説

「日本人と結婚したから、必ず配偶者ビザがもらえる」と思われている方も多いですが、実際にはそうではありません。

配偶者ビザ(日本人の配偶者等)の審査では、大きく分けて次の3つのポイントが重視されます。

入管では、「本当に夫婦として実態のある結婚なのか」を確認します。

特に国際結婚の場合は、以下のような内容について詳しく説明する必要があります。
● 出会った経緯

  • どこで知り合ったのか
  • 誰の紹介だったのか
  • SNSやマッチングアプリで知り合ったのか

● 交際から結婚までの経緯

  • いつ頃から交際を始めたのか
  • お互いの家族へ紹介した時期
  • 結婚を決意した理由

また、これらの内容を裏付ける資料も重要になります。

【例】

  • LINEやメールのやり取り
  • 通話履歴
  • 一緒に撮影した写真
  • 結婚式や両家顔合わせの写真

これらを踏まえ、「理由書」として夫婦の経緯をわかりやすく説明することが大切です。

次に重要なのが、「夫婦が日本で安定して生活していけるか」という点です。

● 安定した収入があるか

  • 給与収入
  • 勤続年数
  • 雇用形態
  • 世帯全体の収入状況

よく、「年収○○万円ないとダメですか?」

という質問を受けますが、実は明確な年収基準は公表されていません。

そのため、世帯人数や生活状況などを踏まえて総合的に判断されます。

● 年収が少ない場合は?

収入が十分でない場合でも、以下の事情があれば許可される可能性があります。

  • 預貯金が十分にある
  • 両親などから継続的な援助を受けられる
  • 不動産などの資産がある
  • 配偶者にも収入がある

収入だけで判断されるわけではなく、「今後も安定して生活できる見込みがあるか」 が重要です。

現在日本に住んでいる外国人の方が、日本人と結婚して配偶者ビザへ変更する場合には、これまでの在留状況も確認されます。

● 現在の在留資格に合った活動をしているか

例えば、

  • 留学生なのに学校へほとんど通っていない
  • 技術・人文知識・国際業務なのに認められていない業務を行っている

などの場合は、審査に影響することがあります。

● オーバーワークの有無

留学生や家族滞在の方は、資格外活動許可の範囲内で働く必要があります。

アルバイト時間の超過(オーバーワーク)がある場合は、慎重な審査となる可能性があります。

● 過去の犯罪歴や法令違反

  • 刑事処分
  • 交通違反の累積
  • 税金や社会保険料の未納

なども確認されます。

特に、故意ではない場合でも、内容によっては許可・不許可の判断に影響することがあります。

配偶者ビザの審査では、次の3つが重要なポイントとなります。

✅ 結婚の信ぴょう性
✅ 夫婦の生活基盤(収入・資産)
✅ 外国人配偶者の在留状況・素行

「結婚したから大丈夫」と思っていても、思わぬところで審査上の問題が見つかることもあります。 配偶者ビザの申請や更新で不安なことがある方は、お気軽にご相談ください。

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